日本VS北アメリカの最大のアニメイベントの違いとそれぞれの魅力と楽しみ方!

アニメイベント_日米比較_サムネ

日本最大アニメ、同人、コスプレイベントのコミックマーケット(コミケ)の開催日8月10日が迫ってきました!

夏のシーズンのコミケはまさに戦場。暑さも相まって毎年多くの犠牲者が出ています。外国人からすれば異様な光景に見えてしまうかも…と思いますよね。

しかし、実はこういった大規模なアニメ・漫画等のイベントは海外でも行われているのです!

そこで今回は北アメリカ最大のアニメ・漫画イベント、アニメエキスポ(anime expo)と、日本を代表するオタクイベントであるコミックマーケットとの違いについて実際に行った経験と共に書いていきたいと思います!

アニメエキスポってどんなイベント?


アニメエキスポ(anime expo)は毎年ロサンゼルスで行われる大規模なアニメ・漫画のイベントです。

日本アニメーション振興会(SPJA)によって開催されており、1992年から現在まで続いています。

来場者数日本とどっちが多いの?

アメリカのアニメエキスポ(anime expo)は毎年ロサンゼルスのコンベンションセンターという会場で行われています。4日間と日本のコミケよりも1日長く、来場者数は年々増え続け2017年度は約35万人の来場者数。

日本のコミケの同年度の来場者数は55万人とこちらも年々増え続けております。アニメエキスポは計4日間、コミケは3日間ですがまだまだ日本の方が来場者数のほうが多いのが現状です。エキスポ来場者をグラフで見る約10万人ずつ増加しているので日本のアニメ、ゲームカルチャーの人気が海外でもファンを増やし続けていることがわかります!夏コミは人が多く熱気もあるので万全な熱中症対策が今年も必要となりそう。

入場料はどっちが高い?

アニメエキスポの入場料金は、4日間参加できる80$のチケットのみとなります。

日本のコミケが入場料が無料であるため少し高いと感じますが、見所が多いため4日間チケットでも周りきれないほどです。近年は入場者増加のためマリオットホテルも会場の一部となりアニメ上映会やアニソン、ボカロイベントでほぼオールナイトでやっているところも魅力の一つです!!

あれ、というか入場料が80ドルと結構高めなのに35万人も来場者がいるって凄くない…凄くないですか…???(今更)

さらに日本のアニメの製作に関わる、監督、キャラクターデザイナー、歌手、日米それぞれの声優、漫画家、人気コスプレイヤーなどなど、最前線で活躍する方々の講演やライブイベントを見ることができます。

イベントの開催時間がアメリカの場合では深夜や朝方までイベントを行っているのに対し、日本のコミケは16時から17時になるとしっかりと終了するところも大きな違いの一つです。

豪華!出演者たち!

2018年のアニメエキスポ(anime expo)にはコスプレイヤーのえなこさん、アニメラブライブサンシャインのAqoursなどがイベントに出演されました。

2016年には新海誠監督の「君の名は」が世界初上映されるなどのイベントもあり、上映後は監督も登場するなど現地はかなりの盛り上がりだったそうです!

私が参加した2015年度はももクロやFate stay night のセイバーの声を担当する川澄綾子さん、監督の三浦貴博さん、歌手のAimerさん、彩乃ましろさん、キャラクターデザインの須藤友徳さん,アニメーションプロデューサーの近藤光さんなどがイベントに出演されました。

歌手や監督さんが出演するイベントは人気が高く、事前にイベントチケットの購入が必要なもののあるので、絶対に見たいイベントがある場合は公式ホームページから調べることをおすすめします。

それに対して日本のコミックマーケットは近年、芸能人が参加して賛否両論ありましたが、叶姉妹のお二人や有吉さんが来たりともはやオタクや一般の方だけのイベントではなく様々な人が参加できるイベントとなっている印象もあります。

声優さんがお渡し会などをやっていることもありラブライブの声優、Pileさん (パイル)、徳井青空さんなども参加していたことがあったり、ドラえもんのジャイアンの声優で有名な木村昴さんはチラシを配っているところに出くわしたことがあります!

アニメエキスポはアメリカでもかなり大きなイベントで、アニメに携わる有名人がくるライブのようなイベントであるのに対し、コミケは一般の方や同人作家さんが中心で、ライブというよりは販売やコスプレがメインのイベントという違いもあるとおもいました!

それぞれに特色がありどちらも是非参加してみていただきたいです。

海外では同人誌の販売が少ない?!

コミケといえば同人誌ですよね。

同人誌はその好きな作品に出てくるキャラクターで自分が構成したり描いた漫画や小説などの二時創作です。

約3万のサークルがそれぞれの同人作品をこの日のために作り販売するので、人気作品となるとホールの外に長蛇の列ができ長時間並ぶことになります。

アニメエキスポ(anime expo)では同人誌はあまり売っているのを見かけず、どちらかというと日本のポップカルチャーのキャラクターグッズを輸入して販売していたり、コスプレに使用する武器の造形を販売しているサークルが多いように感じました。日本のように有志で同人誌を作成する文化はアメリカではそれほど根付いていないようですね。

youtubeで調べてみたところ最近は同人のグッズなども増えているようなので今後に期待したいです。

日米コスプレイヤー比較!参加方法!

日本を超えて今や世界で注目されている、コスプレ。コミケは何年も前から参加しているのですが、年々コスプレイヤー人口が増えているのを間近で感じています。

最近ではアイドルかと思うような可愛いコスプレイヤーさんがラブライブやFate grand orderなど人気作品のコスプレをしていたりFreeや刀剣乱舞、アイドリッシュセブンといったイケメンキャラのコスプレをした男性レイヤーさんもさらに増えてきています。

コスプレイヤーとして参加したい場合は、自宅から着用してくるのではなく登録料1000円を支払い更衣室を利用して着替えて参加します。

レイヤーさんの写真を撮影する場合は一言声をかけてから撮影するようにしてくださいね。

アメリカのコスプレイベントやアニメエキスポは、コスプレに着替える更衣室はないので滞在するホテルで着替えを済ませて、コスプレのままで外出することが可能です。

アニメエキスポ期間はコスプレで市内を歩きながら会場まで向かう人やバスに乗車する人がたくさんいるので衣装を着たまま外出できるところが日本のイベントとの大きな違いです。注意点としては、市街にも危ない地域があるのでなるべく車移動で会場に向かうか、会場のすぐ近くのホテルに滞在されると良いとおもいます。

さらに、エキスポの会場では Gathering(ギャザリング)というイベントがあります。これは、スケジュールにアニメの名前が記載されていて、その作品のコスプレイヤーが集まって撮影会をするというものです!

これにFateZeroのセイバーのコスプレで参加したのですが、同じ作品のキャラクターのレイヤーさんが50人ほど集まり撮影をすることができてとても楽しめました。

多くの現地のレイヤーさんは鎧や剣や装飾品や衣装全てを手作りできているので同じキャラクターの衣装でも個性があるところが魅力的でした。日本から友人と2人で参加しましたが、このイベントに参加すれば同じ作品のレイヤーさんで集合写真も撮影でき思い出作りにもおすすめです。

アメリカのイベントと日本のアニメイベントに参加してみて

まとめると、アメリカのアニメエキスポは音楽やアニメを聞いて見る、ライブ、、コスプレ、衣装を製作して着て楽しむ、メイド喫茶など日本のポップカルチャーを体感するのがメインのイベントであり、日本のコミックマーケットは自ら同人誌を製作して売る、作品のファンと交流、コスプレ、衣装をきて自分を表現するなど好きな作品を自ら表現することがメインのイベントであると思います。

私も海外のアニメイベントに参加して、日本のアニメーションがここまで世界に影響を与えているんだなと体感することができました。

今後参加を考えている方にはぜひおすすめしたいと思います!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です